バクマン。１１１ページ

「口出しと信頼」

恋太が連載になれば
白鳥くんとは“ライバルになる”
と言い切りちょっとシリアスな雰囲気かと思いきや

まだ今週分があるので
あと２日やってね
というサイコーの一言で
一気になごやかな雰囲気に。

白鳥くんが帰ると
抜け殻のようにしょぼくれる香耶ちゃん。
連載獲るまで帰らないってことを
本人からじゃなく白鳥くんから
聞いたんですからそりゃショックですよね。

そんな香耶ちゃんを心配するサイコーだが
サイコーのほうも白鳥くんが抜けてしまうので
新しいアシスタントのことを服部さんに連絡する。

白鳥くん宅では
ネームを書きながら
白鳥くんを徹底的に指導するシュージン。
その徹底ぶりはすごいもので・・・

色々あって疲れきっている
香耶ちゃんが帰ろうとすると
シュージンからＦＡＸで
ＰＣＰの文章原作が送られてくる。

白鳥くんの家にはＦＡＸがないので
送信元は近くのコンビニから。
白鳥くんのところから仕事場まで
自転車で３分ぐらいの距離やのに
わざわざコンビニからＦＡＸしてくるってことは
本気で恋太ができるまでは帰ってこないつもりなんですね。

香耶ちゃんを心配しつつも
時間が迫ってきているので
読切のネームに取り掛かるサイコーだが
色々な思いがぐちゃぐちゃしてしまい
なかなか進まず・・・

そのまま寝てしまい
恋太がＰＣＰに圧倒的な差で
１位をとる夢を見て飛び起きる。
サイコーは思考がどんどんマイナスのほうにいってますね。

シュージンとサイコーのことを
心配する香耶ちゃんは電話で亜豆に相談する。
自分も落ち込んでるのにほんま良い子やなぁ。
そこでもＰＣＰがアニメにならない話が出たけど
亜豆はＰＣＰがアニメにならないってことを知らなかったんですね。

その話を聞いた亜豆は
アニメ化してそのヒロインを
亜豆がやるという約束をした時
サイコーは
“僕達のマンガ”がアニメになったら
それに対して亜豆は
“真城くん達のアニメ”と言い
そこにはシュージンも一緒に居た。

“夢はきっと叶う 叶えてくれる”
“真城くんと高木くんが２人で
　必ず現実にしてくれる”
“私は２人を信じる”
と言い切りその言葉を聞いた
香耶ちゃんもシュージンを信じることに。

白鳥くんの代わりのアシスタントは
以前、亜城木夢叶のアシスタントだった
加藤さんが再びアシをしてくれることになる。
この人見ると中井さんを思い出しますf^_^;

加藤さんって確か蒼樹さんのアシやったんじゃ？
っと思ったら女性ばかりの仕事場は合わないらしく
蒼樹さんの連載が終わったのを期に辞めてたんですね。
というより白鳥くん目的で来てくれたのか。

恋太のほうはというと
なんかものすごい勢いで
３話目の連載ネームを作っていた。

亜豆に電話で相談したことを
ペロっとしゃべっちゃう香耶ちゃん。
バラバラに動いてる状況でも
亜豆は２人を信じてることを知ったサイコー。

サイコーだけでは限界がありなかなかネームが出来ず
１人仕事場で色々と考えてしまってると
シュージンが久しぶりに仕事場に来る。

「恋太」の連載が決まり
連載になった時のための
４～７話目まで白鳥くんが１人で描き
本人と服部さんの了承も得て今後は
白鳥くん１人でやっていくことになったらしい。

これでエイジが言ってたように「恋太」は
白鳥シュンの作品になったわけで。
シュージンが白鳥くんの所に
泊り込んでまで徹底してたのは
このためやったんですね。

さらにシュージンは
原作者としての幅は広がったが
「恋太」もやるほど器用な真似はできない。
“亜城木夢叶作品だけでいい”
とようやく２人で読切に取り掛かることに！


バクマン。（12）